いつもお菓子レビューを読んでいただき、ありがとうございます。元スーパーのバイヤー「うーめん」です。
このブログではいつもお菓子の話ばかりしていますが、今日は少しだけ私自身の話を。このたび、スーパーのバイヤーとして働いた20年分の経験を、1冊の本にまとめて出版しました。
とはいえ宣伝だけで終わるのも味気ないので、ふだんみなさんがお菓子を買っているスーパーの「売場の裏側」を、少しだけお見せしようと思います。いつもの売場が、知るとちょっと面白く見えてきますよ。
この記事でわかること
スーパーのお菓子売場が「どう作られているか」の裏側と、元バイヤーが20年分の仕事を詰め込んだ著書『バイヤーになったら最初に読む本』の中身を紹介します。新人バイヤー・メーカー営業さん・小売を目指す学生さんに向けた1冊です。
お菓子売場の「裏側」、ちょっとだけお見せします
スーパーのお菓子売場は、実は「なんとなく」並んでいるわけではありません。一つひとつの商品にも、置き場所にも、ちゃんと理由があります。
① 新商品は「選ばれた一部」だけが棚に並ぶ
お菓子は毎週のように新商品が登場します。でも、実際に店頭に並ぶのはごく一部。メーカーさんが持ってくる山のような提案の中から、バイヤーが「これは売れる」と判断したものだけが棚に入ります。あなたが手に取る新作チョコは、誰かが”通した”一品なんです。
② 売場の「特等席」エンドの秘密
通路の突き当たりにある平台を、業界では「エンド」と呼びます。一番目立つ特等席で、ここに置くだけで売上が何倍にもなることも。だからこの場所はメーカーにとって価値が高く、簡単には確保できません。お気に入りのお菓子がエンドにドンと積まれていたら、それは”選ばれた”証拠です。
③ 特売・値引きには「設計図」がある
「5%引き」や特売は、なんでも安くすればいいわけではありません。回転の早い商品・単価の高い商品ほど効果が出やすく、元が安いお菓子は値引きしてもインパクトが小さい。だから「何を・いつ・どれだけ安くするか」は、ちゃんと計算して組まれています。
④ 「誰の目線」で売場は作られるか
そのお菓子をよく買うのは誰か——その人の目線で棚は組まれます。手に取りやすい高さ、子どもの目線の位置、レジ前の”ついで買い”を誘う配置。売場は「買う人の動き」を想像しながら作られているんです。
その20年を、1冊にまとめました
こうした「売場の裏側」や「数字の見方」「メーカーさんとの商談」を、これからバイヤーになる人・なったばかりの人に向けてまとめたのが、今回の本です。
📚『バイヤーになったら最初に読む本——先輩が教えてくれない「数字・商談・売場」のキホン』(Kindle・500円)
本の中身(ダイジェスト)
- 最初に覚える数字は「3つ」だけ
- 商談は事前準備で10割決まる
- 売場づくりは「誰の目線」でやるか
- 値引きと特売の設計図
- メーカー営業さんとの付き合い方
- 私の失敗談(メーカーに突撃して行方不明になった話も…)
- AIをバイヤー業務でどう使うか
📚 新人バイヤーの「最初の1年」に、先輩のかわりに
こんな人に読んでほしい
- スーパーや小売業に配属されたばかりの新人さん
- 「数字の見方」で困っている若手
- バイヤーと商談するメーカー営業さん
- 小売・流通業界を目指す学生さん
逆に、ベテランバイヤーさんには「あるある」しかないかもしれません(笑)。それはそれで、ニヤニヤしながら読んでもらえたら嬉しいです。
じつはこの本、AIと2日で作りました
制作にかかった費用は0円、期間は実質2日です。AI(Claude)が私に質問をして、私が現場の本音で答えて、それを原稿にしていく——という作り方をしました。「AIが書いた本」ではなく「AIに引き出してもらった20年」という感覚です。この制作の全工程は、別途まとめています。
よくある質問
Q. お菓子の専門書ですか?
いいえ。スーパーのバイヤーの「仕事全般」の本です。お菓子売場を例にした話も出てきますが、中心は数字・商談・売場づくりといった仕事の基本です。バイヤーになったら最初に読んでもらいたい本ですね。
Q. Kindle端末を持っていなくても読めますか?
はい。スマホやタブレットの無料アプリで読めます。
Q. 専門知識がなくても大丈夫ですか?
これから始める人・始めたばかりの人に向けて、専門用語をかみくだいて書いています。予備知識は不要です。
Q. 値段はいくらですか?
500円です。
まとめ
いつものお菓子レビューとは少し毛色が違いましたが、私が普段どんな目線でお菓子を見ているのか、少しでも伝わっていたら嬉しいです。これからも「元バイヤーの目」でお菓子を紹介していきます。
20年分の現場を、1冊に詰め込みました

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