寄附額は2026年10月21日時点のものです。
楽天ふるさと納税で、お米の定期便を23件調べました。そのうち同じページで単品も頼める21件で、1回5kgを3回届けてもらう定期便と、同じお米を単品で3回頼んだ場合の寄附額を比べると、15件はまったく同じ金額でした。
単品より安くなったのは5件で、差は1,000円から3,400円です。反対に、定期便のほうが3,000円高い商品も1件ありました。
定期便は「まとめて頼むから安い」とはかぎりません。わが家は5人家族で、お米はふだんスーパーで5kgずつ買っています。10kgあっても1か月もたないので、1回5kgの定期便では足りません。
この記事では、定期便の寄附額を1回あたり・1kgあたりで並べ、回数・間隔・1回に届く量のどれで差が出るのかを書きます。
5kgを3回届ける定期便で、1kgあたりが低い3つ
- 茨城県阿見町 コシヒカリ:5kg×3回=18,000円(1回6,000円、1kgあたり1,200円)。定期便は2027年1月から発送
- 福岡県大木町 元気つくし:5kg×3回=19,500円(1回6,500円、1kgあたり1,300円)。入金の翌月から発送
- 秋田県大館市 あきたこまち:5kg×3回=21,200円(1回7,067円、1kgあたり1,413円)。単品を3回頼むより3,400円安い
寄附額をいちばん抑えるなら阿見町です。ただし届き始めるのは来年1月です。単品より安くなる定期便を選ぶなら大館市です。大館市も発送は2027年1月以降になります。

5kg×3回 18,000円

5kg×3回 19,500円

5kg×3回 21,200円
米の定期便23件の寄附額
2026年10月21日の16時ごろ、楽天市場で「ふるさと納税 米 定期便」と検索し、上から45件の商品ページを開きました。そのうち、次の4つにあてはまる23件を表にしています。
- 令和8年産のお米(新米)
- 1つの銘柄だけのお米(ブレンド米は外す)
- 白米か無洗米で、1回5kgを3回届ける定期便がある
- ページを開いた時点で在庫がある
同じページで単品の5kgも頼める商品は、単品の寄附額を3倍した金額と比べました。届く月によって寄附額が変わる商品は、同じ月どうしで比べています。
| 自治体 | お米 | 5kg×3回の寄附額 | 1kgあたり | 単品5kgを3回頼んだ場合と比べて |
|---|---|---|---|---|
| 茨城県阿見町 | コシヒカリ | 18,000円 | 1,200円 | 同じ |
| 福岡県大木町 | 元気つくし | 19,500円 | 1,300円 | 同じ |
| 秋田県大館市 | あきたこまち | 21,200円 | 1,413円 | 3,400円安い |
| 新潟県新発田市 | こしいぶき | 23,000円 | 1,533円 | 1,000円安い |
| 千葉県大網白里市 | コシヒカリ | 23,000円 | 1,533円 | 1,000円安い |
| 熊本県和水町 | 銘柄おまかせ(3銘柄から) | 23,700円 | 1,580円 | 3,000円高い |
| 宮崎県えびの市 | ヒノヒカリ | 23,700円 | 1,580円 | 同じ |
| 山形県寒河江市 | はえぬき(1月開始) | 24,000円 | 1,600円 | 同じ |
| 秋田県鹿角市 | あきたこまち | 24,500円 | 1,633円 | 単品なし |
| 熊本県御船町 | ひのひかり(無洗米) | 27,000円 | 1,800円 | 同じ |
| 岡山県西粟倉村 | あきたこまち | 27,000円 | 1,800円 | 同じ |
| 秋田県大仙市 | あきたこまち | 29,000円 | 1,933円 | 1,000円安い |
| 北海道雨竜町 | ななつぼし | 31,500円 | 2,100円 | 同じ |
| 山形県山形市 | つや姫(特別栽培米) | 32,000円 | 2,133円 | 1,000円安い |
| 石川県宝達志水町 | 石川米こしひかり | 33,000円 | 2,200円 | 同じ |
| 新潟県長岡市 | コシヒカリ | 33,000円 | 2,200円 | 同じ |
| 新潟県胎内市 | コシヒカリ | 33,000円 | 2,200円 | 同じ |
| 北海道美瑛町 | ななつぼし | 36,000円 | 2,400円 | 同じ |
| 北海道東川町 | ななつぼし | 36,000円 | 2,400円 | 単品なし |
| 新潟県上越市 | 新之助(無洗米) | 39,000円 | 2,600円 | 同じ |
| 新潟県妙高市 | 新之助 | 42,000円 | 2,800円 | 同じ |
| 新潟県長岡市 | 北魚沼産コシヒカリ | 42,000円 | 2,800円 | 同じ |
| 新潟県長岡市 | 魚沼産コシヒカリ | 48,000円 | 3,200円 | 同じ |
2026年10月21日に楽天ふるさと納税の各商品ページで確認。1kgあたりは1円未満を切り捨て。長岡市は3つの別の商品です。寄附額は自治体が見直すことがあります。
外したのは、ブレンド米(茨城県結城市、熊本県氷川町、熊本県南阿蘇村、熊本県菊池市など)と、令和7年産だけの商品(熊本県高森町)です。ブレンド米なら、1kgあたり1,050円(結城市)の定期便もありました。
定期便にしても、21件中15件は寄附額が変わらない

単品の5kgと比べられた21件のうち、15件は「単品の寄附額×3」とぴったり同じでした。たとえば新潟県胎内市のコシヒカリは、単品5kgが11,000円で、3回の定期便が33,000円です。
単品より安かったのは、次の5件です。
- 秋田県大館市:単品8,200円×3=24,600円に対し、定期便21,200円(3,400円安い)
- 新潟県新発田市:単品8,000円×3=24,000円に対し、定期便23,000円(1,000円安い)
- 千葉県大網白里市:単品8,000円×3=24,000円に対し、定期便23,000円(1,000円安い)
- 秋田県大仙市:単品10,000円×3=30,000円に対し、定期便29,000円(1,000円安い)
- 山形県山形市:単品11,000円×3=33,000円に対し、定期便32,000円(1,000円安い)
反対に、熊本県和水町の銘柄おまかせは、単品6,900円×3=20,700円に対して定期便が23,700円で、3,000円高くなっていました。
つまり、定期便を選ぶ理由は「安いから」ではありません。毎回申し込む手間がなくなることと、家にお米を置きすぎずにすむことです。寄附額で選ぶなら、まず表の1kgあたりを見て、定期便と単品で差がある商品だけ気にすれば十分です。
回数を増やすと、1回あたりが下がる商品と上がる商品がある
同じ商品で、回数だけを変えたときの「1回あたりの寄附額」を出しました。
| 商品(どれも1回5kg) | 単品 | 3回 | 6回 | 12回 |
|---|---|---|---|---|
| 秋田県大館市(あきたこまち) | 8,200円 | 7,067円 | 7,167円 | 7,033円 |
| 秋田県大仙市(あきたこまち) | 10,000円 | 9,667円 | 9,500円 | 9,250円 |
| 山形県山形市(つや姫) | 11,000円 | 10,667円 | 10,167円 | 10,167円 |
| 千葉県大網白里市(コシヒカリ) | 8,000円 | 7,667円 | 7,500円 | 10,000円 |
| 熊本県和水町(銘柄おまかせ) | 6,900円 | 7,900円 | 7,900円 | 7,900円 |
1回あたり=定期便の寄附額÷回数(1円未満は四捨五入)。2026年10月21日確認。
大館市・大仙市・山形市は、どの回数でも単品より1回あたりが下がります。大仙市は12回にすると、単品より1回750円安くなります。
気をつけたいのは千葉県大網白里市です。3回・6回は単品より安いのに、12回だけ1回あたり10,000円に上がっていました。単品なら8,000円なので、12回で24,000円の差です。回数を多くするほど安くなるとはかぎらないので、申し込む前に「寄附額÷回数」を計算してみてください。
和水町の銘柄おまかせは、3回でも12回でも1回7,900円で、単品の6,900円より1,000円高いままでした。
毎月か隔月かで、寄附額はほぼ変わらない
届く間隔を「毎月」と「隔月(2か月に1回)」から選べる商品もあります。今回見た中では、どちらを選んでも寄附額は同じでした。
- 北海道美瑛町 ななつぼし 5kg×3回:毎月36,000円、隔月36,000円
- 北海道雨竜町 ななつぼし 5kg×3回:毎月31,500円、隔月31,500円
- 山形県寒河江市 はえぬき 5kg×3回(11月下旬開始):毎月27,000円、隔月27,000円
寄附額が同じなら、間隔は家で食べる量に合わせて決めます。1回5kgで1か月もたない家は毎月、2か月かけて食べる家は隔月です。
寄附額が変わるのは、間隔よりも「いつ届き始めるか」です。寒河江市のはえぬきは、11月・12月開始の3回が27,000円、2027年1月開始の3回が24,000円でした。単品も11・12月は9,000円、1月は8,000円です。急がないなら、開始月を遅らせると寄附額が下がる商品もあります。
1回に届く量は、家族の人数で決める
定期便でいちばん迷うのは、1回に届く量です。農林水産省の「令和7年度 食料需給表(概算値)」では、お米(主食用)の1人1年あたりの量は50.2kgです。12で割ると、1人1か月で4.2kgになります。
この数字を人数でかけると、1か月に食べる量の目安はこうなります。
| 人数 | 1か月に食べる量の目安 | 量が近い定期便 |
|---|---|---|
| 1人 | 4.2kg | 毎月5kg |
| 2人 | 8.4kg | 毎月10kg |
| 3人 | 12.6kg | 毎月10kg+少し買い足す、または毎月15kg |
| 4人 | 16.7kg | 毎月15kg |
| 5人 | 20.9kg | 毎月20kg |
出典:農林水産省「食料需給表」令和7年度概算値(2026年8月公表、2026年10月21日確認)。外食やお弁当で食べたお米もふくむ、子どもから高齢者までの平均です。
わが家は5人家族で、10kgでも1か月もちません。表の5人は20.9kgなので、だいたい合っています。わが家に当てはめるなら、1回5kgの定期便では足りず、1回15〜20kgを選ぶことになります。
1回の量を増やせる定期便もあります。秋田県大館市は、1回15kgの3回で58,200円です。秋田県鹿角市は、1回20kgの3回で80,500円でした(どちらも令和8年産の白米、2026年10月21日確認)。
ただし、1回に届く量が多いほど、最後の袋は精米から日がたちます。大館市のページには、賞味期限は「発送から30日前後」と書かれています。1回の量は、次のお米が届くまでに食べきれる量にしてください。
定期便を申し込む前に確かめること
1. 寄附額は、申し込むときに全部の回の分を払う
今回見た定期便は、どれもページの寄附額が全回分の合計でした。5kg×3回で33,000円なら、申し込むときに33,000円を寄附します。控除の上限も、この合計で考えます。
2. 控除は、寄附した年で決まる
総務省のサイトによると、所得税の分は寄附した年の所得税から引かれます。住民税の分は、翌年度の住民税から引かれます(総務省 税金の控除について)。2回目以降のお米が来年に届いても、申し込んだ年の寄附です。
3. 届き始める月を見る
阿見町と大館市の定期便は2027年1月から、熊本県御船町は12月からの発送です。今すぐお米がほしいなら、届き始める月を必ず確かめてください。
4. 途中でやめられないことがある
御船町のページには、決めた回数の途中で定期便を終えることはできないと書かれています。引っ越しの予定がある人は、回数を少なめにしておくと安心です。
よくある質問
Q. 米の定期便は、単品で頼むより得ですか。
A. 多くは同じ寄附額です。今回の21件では15件が単品×回数と同じで、安くなったのは5件、差は3回で1,000〜3,400円でした。
Q. 毎月と隔月は、どちらを選べばいいですか。
A. 1回分を食べきる日数で選びます。美瑛町・雨竜町・寒河江市では、毎月でも隔月でも寄附額が同じだったからです。
Q. 回数は多いほど得ですか。
A. 商品によります。大仙市は12回がいちばん安い一方で、大網白里市は12回だけ1回あたり10,000円に上がっていました。
Q. 1回で10kgや20kgを受け取るのと、どちらがいいですか。
A. 1か月で食べきれるなら、1回で受け取るほうが寄附額が低い商品があります。新米10kgは10,000円(佐賀県上峰町・数量限定)からありました(2026年10月25日確認)。
まとめ
楽天ふるさと納税の米の定期便を21件比べると、15件は単品を回数分頼むのと同じ寄附額でした。5kg×3回で1kgあたりが低いのは、茨城県阿見町(18,000円)、福岡県大木町(19,500円)、秋田県大館市(21,200円)です。大館市は単品より3,400円安くなります。
定期便は、寄附額よりも「1回の量」と「届く間隔」で選びます。1人1か月4.2kgを目安に、次のお米が届くまでに食べきれる量にしてください。回数を変えると1回あたりが上がる商品もあるので、「寄附額÷回数」の計算もお忘れなく。
1回でまとめて受け取るなら、佐賀県上峰町のさがびよりは新米10kgが10,000円、20kgが21,500円でした(どちらも数量限定・2026年10月25日確認)。年末の返礼品をほかに探すなら、市販価格と並べて計算した ふるさと納税おせちの還元率 も見てください。


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