寄附額は2026年11月2日時点のものです。
ふるさと納税のお米には、精米の10kgのほかに、玄米の30kg袋がずらりと並びます。30kgで32,000円と見ると、「10kgあたり1万円ちょっとで安い」と思いたくなります。
ただし、玄米は精米すると軽くなります。そこで、楽天ふるさと納税の「玄米」の上位40件から、定期便と発芽玄米、品切れを除いた20件を玄米1kgあたりにそろえ、さらに精米したあとの白米1kgあたりにも直しました。2026年11月2日に、各商品ページで寄附額と在庫を確かめています。
答えは、玄米1kgあたり1,067円〜3,200円です。ただし同じページで玄米と精米を10kgで比べた9組では、精米で約1割減る分を引くと、玄米のほうが安いのは3組だけでした。
玄米30kgで1kgあたりが安い3つ
- 1位 兵庫県福崎町 減化学肥料米 玄米30kg 寄附32,000円=1kg 約1,067円
- 1位 香川県東かがわ市 にじのきらめき 玄米30kg 寄附32,000円=1kg 約1,067円
- 3位 秋田県能代市 あきたこまち 玄米30kg 寄附33,600円=1kg 1,120円
10kgまでなら、香川県東かがわ市のヒノヒカリ(令和8年産)が11,000円で、1kg 1,100円でした。福崎町の品は、ヒノヒカリ・キヌムスメ・にじのきらめき・このほしのいずれかが届く「おまかせ」で、品種は選べません。

1kg 約1,067円

1kg 約1,067円

30kgで1kg 1,120円
比べ方:玄米1kgあたりと、精米後1kgあたり
寄附額÷重さ(kg)で、玄米1kgあたりを出しました。さらに、精米すると白米は玄米の90〜92%になるとして、精米後の白米1kgあたりも出しています。この歩留まりは、福井県の資料に載っている五訂日本食品標準成分表の数字(白米は90から92)です(出典:福井県の資料(PDF))。実際の量は、精米の度合いで変わります。
- 楽天ふるさと納税で「ふるさと納税 玄米」と検索した上位40件(2026年10月30日)から選んだ
- 定期便・複数回の配送、発芽玄米、現地受取限定、品切れの選択肢は除外
- 1つの品に量の選択肢が複数あるときは、1kgあたりがいちばん安い選択肢を採用
- 令和8年産(新米)が基本。品種や量の表示がない品は除外
同じ商品を同じ会社が市販で売っているかは確かめていません。お米は産地・品種・産年が同じでも市販の店が別会社のことが多く、還元率は出していません。
玄米20件を、玄米1kgあたりと精米後で並べた
| 順位 | 玄米(自治体・品種) | 量 | 寄附額 | 玄米1kgあたり | 精米後の白米1kgあたり |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 兵庫県福崎町 減化学肥料米(ヒノヒカリ・にじのきらめき等のいずれか) | 30kg | 32,000円 | 約1,067円 | 約1,160〜1,190円 |
| 1 | 香川県東かがわ市 にじのきらめき(はなまる農園) | 30kg | 32,000円 | 約1,067円 | 約1,160〜1,190円 |
| 3 | 香川県東かがわ市 ヒノヒカリ(小路農園) | 10kg | 11,000円 | 1,100円 | 約1,200〜1,220円 |
| 4 | 秋田県能代市 あきたこまち | 30kg | 33,600円 | 1,120円 | 約1,220〜1,240円 |
| 5 | 茨城県つくばみらい市 コシヒカリ | 30kg | 35,000円 | 約1,167円 | 約1,270〜1,300円 |
| 6 | 茨城県取手市 コシヒカリ | 10kg | 12,000円 | 1,200円 | 約1,300〜1,330円 |
| 7 | 岡山県西粟倉村 あきたこまち | 30kg | 38,000円 | 約1,267円 | 約1,380〜1,410円 |
| 8 | 山形県新庄市 はえぬき | 10kg | 13,000円 | 1,300円 | 約1,410〜1,440円 |
| 9 | 千葉県長生村 粒すけ | 30kg | 42,000円 | 1,400円 | 約1,520〜1,560円 |
| 9 | 京都府亀岡市 キヌヒカリ | 30kg | 42,000円 | 1,400円 | 約1,520〜1,560円 |
| 11 | 山形県酒田市 はえぬき | 30kg | 43,000円 | 約1,433円 | 約1,560〜1,590円 |
| 12 | 岐阜県関市 ハツシモ | 30kg | 44,000円 | 約1,467円 | 約1,590〜1,630円 |
| 13 | 茨城県笠間市 にじのきらめき | 10kg | 15,000円 | 1,500円 | 約1,630〜1,670円 |
| 13 | 三重県松阪市 コシヒカリ | 10kg | 15,000円 | 1,500円 | 約1,630〜1,670円 |
| 15 | 秋田県潟上市 あきたこまち | 30kg | 49,500円 | 1,650円 | 約1,790〜1,830円 |
| 15 | 山形県天童市 はえぬき | 20kg | 33,000円 | 1,650円 | 約1,790〜1,830円 |
| 17 | 北海道妹背牛町 ゆめぴりか | 20kg | 36,000円 | 1,800円 | 約1,960〜2,000円 |
| 17 | 福井県敦賀市 コシヒカリ | 20kg | 36,000円 | 1,800円 | 約1,960〜2,000円 |
| 19 | 長野県宮田村 コシヒカリ 減農薬 | 10kg | 20,000円 | 2,000円 | 約2,170〜2,220円 |
| 20 | 宮城県登米市 たきたて 有機玄米(有機JAS認証) | 5kg | 16,000円 | 3,200円 | 約3,480〜3,560円 |
30kgの玄米は、1kgあたり1,067〜1,650円に収まりました。精米後の白米に直すと、約1,160〜1,830円です。

同じページで玄米と精米を比べると、差は小さい
1つのページで、玄米と精米(白米)の両方を選べる品があります。10kgを同じ条件でそろえ、9組を比べました。
| 自治体・品種 | 玄米10kg | 精米・白米10kg | 玄米を精米後にした1kgあたり | 精米・白米の1kgあたり | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 茨城県つくばみらい市 コシヒカリ | 13,000円 | 14,500円 | 1,413〜1,444円 | 1,450円 | 玄米が安い |
| 福井県敦賀市 コシヒカリ | 18,000円 | 20,000円 | 1,957〜2,000円 | 2,000円 | ほぼ同じ |
| 高知県南国市 コシヒカリ | 18,000円 | 20,000円 | 1,957〜2,000円 | 2,000円 | ほぼ同じ |
| 岡山県西粟倉村 コシヒカリ | 16,000円 | 18,000円 | 1,739〜1,778円 | 1,800円 | 玄米が安い |
| 岡山県西粟倉村 あきたこまち | 14,000円 | 16,000円 | 1,522〜1,556円 | 1,600円 | 玄米が安い |
| 福井県あわら市 コシヒカリ(令和8年産) | 18,900円 | 20,000円 | 2,054〜2,100円 | 2,000円 | 玄米が高い |
| 福井県坂井市 コシヒカリ(上白米と同額) | 18,000円 | 18,000円 | 1,957〜2,000円 | 1,800円 | 玄米が高い |
| 福井県坂井市 あきさかり(上白米と同額) | 16,000円 | 16,000円 | 1,739〜1,778円 | 1,600円 | 玄米が高い |
| 熊本県高森町 阿蘇だわら(30営業日以内発送の精米) | 14,500円 | 14,000円 | 1,576〜1,611円 | 1,400円 | 玄米が高い |
寄附額だけを見ると、玄米のほうが安い組が6組、同額が2組、高い組が1組です。ところが玄米は精米すると約1割減るので、白米1kgあたりに直すと、玄米が安いのは3組、ほぼ同じが2組、高いのが4組でした。
寄附額の安さだけで玄米を選ぶと、白米にしたときに割高になる組もあります。精米したてを食べたい、玄米のまま食べたいなど、食べ方で選ぶのが確実です。
精米10kgの最安と比べる
当ブログの ふるさと納税の米コスパ では、令和8年産の新米を精米10kgで比べました。いちばん低い寄附額は、佐賀県上峰町のさがびより10,000円(1kg 1,000円、10月25日確認)でした。
玄米30kgの最安は、白米に直すと約1,160〜1,190円です。玄米30kgを選んでも、精米10kgの最安より1kgあたり安くなるわけではありません。30kgの良さは、1回で大量に受け取れることです。精米10kgを3回頼むより、30kgを1回で頼むほうが、申し込みの手間が少なくなります。
玄米を選ぶ前に、商品ページで見る3つ
精米する手間と場所があるか
玄米30kgを白米で食べるには、家の精米機か、近所のコイン精米機で精米します。東かがわ市のにじのきらめきのページには「玄米食用ではありません。精米をしてお召し上がりください」と書いてあります。玄米のまま炊く米と、精米して食べる米が、同じ「玄米」の名前で並んでいます。ページの「食べ方」や注意書きを読んでから選んでください。
賞味期限は、玄米でも30日前後と書いてある
取手市は「到着後30日」、潟上市は「賞味期限 30日」、酒田市は「精米後1ヶ月を目安」と書いてあります。つくばみらい市は「精米日から60日、夏場は30日」でした。精米後の白米を約27kg(30kgの9割)として、30日で食べきるには1日に約0.9kg炊く計算です。わが家は10kgでも1か月もたない5人家族ですが、27kgを30日で食べきるのは難しそうです。
量の目安は、1か月で食べきれる量です。ふるさと納税の米20kg では、20kgを食べきれる家を調べています。
品種を選べない品がある
福崎町の品は、複数の品種のうち、どれが届くかを選べません。品種を決めて食べたいなら、能代市のあきたこまち、取手市のコシヒカリのように、品種が決まった品を選んでください。
届く時期と在庫
- 福崎町:寄附確認後1〜2週間程度を目途に発送
- 取手市:入金確認後、2週間程度で順次発送
- 能代市:2026年10月中旬以降出荷
- 潟上市:令和8年11月下旬以降、順次発送
- 天童市(はえぬき20kg):2026年11月中旬〜12月下旬発送から選ぶ
- 宮田村:12月配送から(2027年3月配送まで選べる)
在庫が少ない品もありました。11月2日時点で、東かがわ市のヒノヒカリ10kgは残り19でした。申し込む前に、商品ページで発送月と在庫を確かめてください。
定期便で月ごとに分けて受け取りたい人は、ふるさと納税の米定期便 を参考にしてください。
よくある質問
Q. ふるさと納税の玄米で、いちばん割安なのはどれですか。
A. 2026年11月2日時点では、兵庫県福崎町と香川県東かがわ市の玄米30kg(どちらも32,000円)で、玄米1kgあたり約1,067円です。10kgなら東かがわ市のヒノヒカリが1kg 1,100円でした。
Q. 玄米のほうが精米より安いですか。
A. 寄附額は安いことが多いですが、精米すると約1割減るので、白米1kgあたりでは差が小さくなります。同じページで比べた9組では、白米1kgあたりで玄米が安いのは3組でした。
Q. 玄米30kgは、精米すると何kgになりますか。
A. 約27kgが目安です。白米は玄米の90〜92%という、日本食品標準成分表の数字で計算しています。精米の度合いで量は変わります。
Q. 寄附額はこれからも変わりますか。
A. 変わります。収穫量や申し込みの数で、自治体や事業者が寄附額や発送月を見直すことがあるからです。
まとめ
ふるさと納税の玄米は、玄米1kgあたり1,067円〜3,200円でした。30kgなら1,067〜1,650円、精米後の白米1kgあたりに直すと約1,160〜1,830円です。
同じページで玄米と精米を比べると、寄附額は玄米のほうが安い組が多い一方、精米で減る分を引くと、白米1kgあたりで玄米が安いのは9組中3組でした。大量に受け取りたいか、精米する環境があるかで選び、発送月と在庫を確かめてから申し込んでください。


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